令和元年度事業

  • 令和元年度事業 あおぞら学童保育クラブ新木造保育室の建設
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 名古屋市緑区のあおぞら学童保育クラブの新木造保育室を2020年7月完成に完成させた。プレハブ保育室が持つ、夏場の猛暑時の室内温度が下がらない課題とプレハブ内での子供の声の反響音が騒音レベルである課題の2つの課題の解決を目指す試みとなる。

 同時に、2階には地域交流のためのスペースをつくり、地域の子育て世帯やお年寄りにも活用していただく施設とする。

 地球環境への配慮、災害時の一時避難的な機能を持たせるという目的のため、太陽光発電システムを設置し、環境にやさしい建物であると同時に、災害時に地域に電力の供給など必要な支援ができる建物とする新たな取り組みを始める。

 【建物概要】
建築構法  木造軸組落とし板壁構法(板倉構法)
敷地面積  588.26平方メートル
延べ床面積 270.74平方メートル
     (1階187.03平方メートル、2階83.73平方メートル)
木材仕様  95%愛知県産材、100%愛知県内加工
木材仕様用 105立方メートル
屋 根   ガルバ材縦ハゼ葺き、太陽光発電パネル23kW
着 工   2020年2月
竣 工   2020年7月

受賞歴 脱炭素チャレンジカップ2021優秀賞
    第4回あいち木づかい表彰優秀賞(愛知県森林協会長賞)
    あいち認証材CO2貯蔵量認定

 参考リンク:あおぞら学童保育クラブ

第1保育室

約43畳で建物内で最も広いスペース。2階が吹き抜けになっている。

第2保育室

指導員室を挟んで第1保育室と反対側にある約25畳の部屋。

2階保育室

第2保育室の真上の部屋になる。

交流スペース兼図書室

指導員室の真上にあり、地域の皆さまにも使っていただけるサロンのようなスペースに。図書室スペースとしても使用。

吹き抜け

1階大保育室は2階からも見下ろせる。

テラス

保護者で協力し、板を張り、塗装を施した。